砂漠の舟

  • DATE : 2008.10.31
  • CATEGORY : column

気になる。ラクダが気になる。なんなのあれ。なんで砂漠にいんの?気になるわー。ラクダ気になるわー。恋だわー。

もう、我慢できずにWikipediaで調べましたよ。大阪府民8,832,949人を代表して俺が調べましたよ。大阪の人口も Wikipediaで俺が調べましたよ。Wikipediaすげーよ。気になることをWikipediaで調べる仕事がしたい。自分が気になることを Wikipediaで調べる仕事がしたい。したいよー!

うん、ラクダだよね。いや、まずね、顔がいい、顔がいいよ。コブとかどうでもよくなるくらい顔がいい。たとえばこんな感じですよ。

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もう!ターバンの国の人はなんでこんな愛くるしい動物に重たい荷物を背負わせて砂漠を歩かせるの!歩かせるのー!カレーうどんの汁がターバンにはねて白目がちに上向いて「うーわ」って言え!そして死ね!

いやぁ、でも、なぜラクダは砂漠みたいな過酷な環境に住んでるのかっていうのはほんと気になる。いくら日射や乾燥に強いとは言え。数日間水を飲まずに生きられるとは言え。それはそういう環境に耐えられるというだけで、わざわざ砂漠に住まなくてもいいじゃないか。

ん?そういえば野生のラクダも砂漠に住んでるのかな。実はジャングルとか草原から無理やりターバンの国の人に連れてこられてるんじゃなかろうか。うわー気になるわー。野生のラクダ気になるわー。Wikipedia教えてけれー。

「ラクダの家畜化は一説には5000年前に始まったと言われている。このため、現在ではラクダはほぼ全数が家畜化され野生の物は存在しないとまで言われている」

こらー!ターバンこらー!やって良いことと悪いことがあるだろうがー!!野生がいなくなるほど飼うってどういうことだよ!どんだけ荷物多いんだよ!そんなに着替えいらねえよ!てか、ターバンいらねえよ!死ね!

いやぁ、ほんと、毛皮とかコブが貴重で乱獲されて絶滅とかならわかりますけども、家畜にしすぎて野生居なくなっちゃったって。自分で運べよっつう話ですよ。砂漠の舟とか言ってんじゃないよ。

や、まぁ、ターバン達のやりざまはともかく、このラクダの体の構造とか、酷暑・乾燥に耐える生理機構とかはすごいですよ、ほんとに。ちょっと、挙げるときりがないくらいにびっくり機能が満載です。その驚異の肉体が仇となって人間に便利使いされてしまうわけですけど。

でも、まぁ、それだけ人間にとって砂漠は過酷な環境であり、ターバン達にとってラクダは無くてはならない存在だったんでしょうね。きっと、ある種神聖な存在でもあったと思いますよ。ヒンドゥー教におけるゾウみたいな。

それに、5000年前と違って今はオイルマネーで豊かだし、昔みたいにラクダに頼って荷物を運んだり移動したりしないでしょ。ターバンだって人間だもん、ほんとはあんなに愛くるしいラクダを酷使したくないに決まってますよ。

「アラブ首長国連邦などでは、ヒトコブラクダのレースである競駝(けいだ)が盛んに行われている。レース距離は5-10kmと、競馬に比べると長距離である」

よし、死ね!


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